第二次世界大戦における対日宣伝ビラの調査

私ども東京大学大学院情報学環では、旧社会情報研究所時代より、第一次大戦宣伝ポスターおよび内閣情報部宣伝資料のデジタル・アーカイブ化の作業を続けてまいりました。このほど、この作業についてまとまった成果を披露できる段階となり、徐々に報告研究会を行いつつあります。
同様のまとまった戦時資料のデジタル・アーカイブとしては、早稲田大学の山本武利教授のグループ「20世紀メディア研究所」による占領期雑誌記事アーカイブプランゲ文庫)があり、本プロジェクトのデジタル・アーカイブとの連携についての模索をはじめたところです。
このたび、この「20世紀メディア研究所」の主要メンバーの1人である土屋礼子氏がアメリカの公文書館で行った対日宣伝ビラの調査結果につきまして、ご報告を頂くことになりました。
日中戦争第二次世界大戦期の東アジアの情報戦の様相を明らかにするうえでも、極めて意義深い研究会になるものと思われます。この機会にぜひご参加下さいますようお願い申し上げます。


吉見俊哉
東京大学大学院情報学環「戦争とメディア」プロジェクト

日 時 2005年7月5日(火)18:00-21:30
場 所 東京大学大学院情報学環・学際情報学府 本館 6F会議室
19時30分以降の入館はできなくなります。ご連絡下さい。
テーマ 第二次世界大戦における対日宣伝ビラの調査
報告者 土屋礼子 氏(大阪市立大学
お問い合わせ 東京大学大学院情報学環・学際情報学府 吉見俊哉研究室
備 考 事前申込み不要・参加費無料