談話会「大戦ポスターコレクション調査から見えてきたこと」

ご承知のように、長年続けてまいりました旧社会情報研究所(現大学院情報学環)における第一次大戦宣伝ポスターと内閣情報部宣伝資料に関するアーカイブ構築のプロジェクトでは、基礎データや翻訳をはじめとするデータの入力のみならず、森啓女子美大教授や凸版印刷印刷博物館スペシャリストのみなさまなどの絶大なご協力を得て、それぞれのポスターの印刷形式についての調査作業を進めてまいりました。
これまでの作業の概要については、すでに去る6月3日の研究会において報告させていただいた通りですが、当日、時間的な都合から、十分な議論を尽くせなかった面もございます。
そこで、私どもでは、6月の研究会で語りつくせなかったことを中心に、第一次大戦ポスターの調査を通じて見えてきたことについて、調査にたずさわったみなさまに存分に語っていただくための集いを、8月26日(金)の晩に開くことにいたしました。当日は、これまで調査を進めてきたポスターの画像をスクリーン上に映し出しながら、ご出席のみなさまにそれぞれ自由にご発言していただければと考えております。
20世紀のデザイン史、商業美術、ヴィジュアル・メディア、プロパガンダなど、多様な関心の方々にぜひお集まりいただきたく、ここにご案内申しげます。よろしくご参集ください。


吉見俊哉
東京大学大学院情報学環「戦争とメディア」プロジェクト

テーマ 大戦ポスターコレクション調査から見えてきたことを自由に語る
日 時 2005年8月26日(金)17:00-19:30
場 所 東京大学大学院情報学環・学際情報学府 本館 6Fユビキタス実験室
コーディネート 柏木博(武蔵野美術大学
報告メンバーからの発言(予定) 森啓(女子美術大学
山本隆太郎(印刷学会出版部
古田春男(元凸版印刷板橋工場 工場長)
小嶋茂子(凸版印刷株式会社 全社グラフィックアーツ担当)
宗村泉(凸版印刷株式会社印刷博物館
寺本美奈子(凸版印刷株式会社印刷博物館
お問い合わせ 東京大学大学院情報学環・学際情報学府 吉見俊哉研究室
備 考 事前申込み不要・参加費無料